チェルシージャパン

チェルシージャパン株式会社(英称:Chelsea Japan Co.,Ltd.)は、ディベロッパーとしてアウトレットモールを展開している企業である。

チェルシージャパンは、アメリカ合衆国のアウトレットモール・ディベロッパーであるチェルシー・プロパティ・グループ(ニュージャージー州)と、三菱地所および双日による合弁会社。日本国内で「チェルシー・プレミアム・アウトレット」(Chelsea Premium Outlets。以下PO)を展開している。2004年、親会社であるチェルシー・プロパティ・グループは、ショッピングセンターディベロッパーとして最大手であるサイモン・プロパティ・グループ(インディアナ州)に買収され、以降は同社の完全子会社となっている。

POの出店場所は、大都市圏の都心から100km以内の郊外を中心に、主要高速道路のインターチェンジ付近で、かつ、複数の高速道路が交わるジャンクション付近や主要国道沿いであり、大都市圏の都心と有名観光地(日光、富士山など)や国際空港(日本の空港参照)を結ぶ途上であることが多い。

また、出店する大都市圏において、高級ブランドの正規の値段(フルプライス)が浸透・認知されていることも必要条件で、都心立地型の正規店の販売に影響が出ないほどの遠方郊外への立地により、ブランドメーカーの直営店が店舗に入っている。

POは、上記のような条件を備えているため、国際観光客、とりわけ東アジアの中流階級から富裕層にも知られており、特に、中国からの観光客の間で「ゴールデンルート」と呼ばれる関西国際空港から入国して三大都市圏と富士山を観光して成田国際空港から離日する観光コース上にあるりんくうPO、土岐PO、御殿場POでは、中国や韓国からの来客も珍しくない。また、韓国人に人気がある福岡空港または博多港から出入国する福岡〜ハウステンボスの観光ルート上の鳥栖POや、東京国際空港(羽田)から入って福島空港から出る東京〜日光〜那須温泉郷の観光ルート上の佐野POにも韓国人客は多い。なお、御殿場POは、日本各地からの富士山周辺観光客も来店する。

客の9割以上が車での来店であるため、1つのPOの標準的な敷地4万〜5万坪(約12万2000〜16万5000m²)のほとんどが駐車場である。この土地に、初めは店舗面積5000坪(約1万6500m²)、店舗数70〜80店程度で開業し、二期、三期と拡張して、店舗面積8000〜1万坪(約2万6400〜3万3000m²)、店舗数130〜150店を最終規模としている。最終規模になっているのは佐野PO、御殿場PO、りんくうPO。

店舗が並ぶ地区では、米国の古い街並みをモチーフにして、中心に広場とタワー、その周りに平屋建てまたは2階建ての店舗が並ぶ形式となっている(「ビレッジスタイル」と呼んでいる)。例えば、土岐POはロッキー山脈のコロラド辺りの山麓の街、りんくうPOは米国南部の港町・チャールストンをモチーフとしている。

2007年には、6店目となる神戸三田POが開業した。このPOは、高速道路、および、都心と有名観光地との間などの立地条件では他の5店と同様であるが、神戸市という大都市の都心近郊型(政令指定都市内の郊外部)であり、都心への近さから、既存POのようにブランドメーカーの直営店がちゃんと入居するのか、また、入ったとしたら、都心立地型の正規ブランド店の業績はどうなるのか注目されている。

2008年には、7店目となる仙台泉POが開業した。このPOは、神戸三田POと同じく都心近郊型(政令市内の郊外部)に立地しているため仙台市都心部との競合が予想されている上、コア商圏の人口が鳥栖POの約半分の300万人しかおらず、地方都市でPOが成功するかどうかの試金石となっている[1]。また、商圏が小さいため、同時期に開業した三井アウトレットパーク 仙台港や仙台パルコなどとの間で激しい競争にも晒されている(参照)[2]。

沿革
1999年7月2日 - 会社設立
2000年7月13日 - 「御殿場プレミアム・アウトレット」をオープン。
2000年11月23日 - 「りんくうプレミアム・アウトレット」をオープン。
2003年3月14日 - 「佐野プレミアム・アウトレット」をオープン。
2004年3月12日 - 「鳥栖プレミアム・アウトレット」をオープン。
2005年3月4日 -「土岐プレミアム・アウトレット」をオープン。
2007年7月6日 -「神戸三田プレミアム・アウトレット」をオープン。
2008年10月16日 -「仙台泉プレミアム・アウトレット」をオープン。

[編集] 店舗
以下の語句は、大規模アウトレットモールを説明する際に頻繁に用いられる用語。

「ゴールデンルート」… 成田空港〜三大都市圏〜関空と周遊する国際観光客定番のルートのこと。
「コア商圏」… 車で片道90分で来られる地域(自動車90分圏)。基本的な商圏範囲と見なされている。

[編集] 営業中の店舗
仙台経済圏(仙台都市圏)
仙台泉プレミアム・アウトレット(宮城県仙台市泉区の泉パークタウン内)
2008年10月16日開業予定
周辺IC等
東北自動車道・泉IC
東北自動車道・泉PAスマートIC
(富谷JCTが近くに建設中。2010年開通予定)
仙台北部道路が全通すると、やや遠回りであるが、仙台市都心部、あるいは仙台空港から富谷JCTを経て松島へ至るルートの途上に位置することになる。その他、南方向では、村田JCT以遠の高速道路沿いに山形県・福島県、北方向には岩手県(平泉など)の観光地がある。2010年度には、仙台都心と直接結ぶ県道大衡仙台線も開通予定。
外観は、ニューイングランド地方(アメリカ東海岸)をイメージして造られている。
「コア商圏」の人口が約300万人であり、他のPOのそれと比べて最小[1]。
首都圏
佐野プレミアム・アウトレット(栃木県佐野市)
2003年3月14日開業、2004年7月23日第2期増設、2006年3月4日第3期増設、2008年7月15日第4期増設予定
周辺IC・有名観光地等
東北自動車道・佐野藤岡IC
国道50号沿い
(岩舟JCTが付近に建設中)
東京都心と日光との間にある。同社が考える「コア商圏」の人口は約1,800万人であり、POの中では最大。大型連休や夏季休業期間になると、「コア商圏」の外である東北地方でも、夕方ワイド番組などで特集が組まれる。
御殿場プレミアム・アウトレット(静岡県御殿場市)
2000年7月13日開業、2003年7月第2期増設、2008年3月25日第3期増設、2008年秋第4期増設予定
周辺IC・有名観光地等
東名高速・御殿場IC
東京都心と富士山との間であり、伊豆などの温泉観光地も近い。日本の大動脈である東名高速沿いにあり、「ゴールデンルート」の途上にある。南関東在住者以外の日本人が、東京観光などとセットにして訪れる例も見られる。佐野POとともに東北地方でもテレビCMをうっている。
中京圏
土岐プレミアム・アウトレット(岐阜県土岐市)
2005年3月4日開業
周辺IC・有名観光地等
中央自動車道・土岐IC
東海環状自動車道・土岐南多治見IC
(土岐JCTに近接)
JR土岐市駅より東濃鉄道路線バス約10分。
愛・地球博の開催地の近くで、「ゴールデンルート」の途上にある。長野県の高原リゾート・スキー場・各種観光地、岐阜県の白川郷や温泉地などへの途上でもある。
外観は、ロッキー山脈のコロラド辺りの山麓の街をイメージして造られている。
京阪神
りんくうプレミアム・アウトレット(大阪府泉佐野市のりんくうタウン内)
2000年11月23日開業、2002年3月第2期増設、2004年12月3日第3期増設
周辺IC・有名観光地等
関西空港自動車道・泉佐野IC
阪神高速道路4号湾岸線・泉佐野南出入口
(りんくうJCTに近接)
JR西日本・南海電鉄関西空港線りんくうタウン駅徒歩3分)
関西国際空港のすくそばにあるため、「ゴールデンルート」における最終日の飛行機出発時刻までの時間調整に使える。そのような需要もあって、空港からシャトルバス(所要時間:約10分 運賃:100円)が出ており、また、関空でのトランジット客向けツアーも催行されている。関西圏のみ周遊する国際観光客にとっても、京都・奈良を初めとする近畿地方の観光地や大阪都心部との途上である。また、四国・中国地方からの日本人向けツアーも実施されている。
外観は、チャールストン(米国南部の港町)をイメージして造られている。
神戸三田プレミアム・アウトレット(兵庫県神戸市北区の神戸リサーチパーク内)
2007年7月6日開業
周辺IC・有名観光地等
六甲北有料道路・長尾ランプ
六甲北有料道路・大沢IC
中国自動車道・神戸三田IC
(神戸JCTに近接)
大阪都心部と、姫路城、天橋立、明石海峡大橋経由の四国などへの結節点。その他、有馬温泉、神戸市内などの観光地へも近い。国際線は未就航であるが神戸空港も近接。
北九州・福岡大都市圏(福岡都市圏)
鳥栖プレミアム・アウトレット(佐賀県鳥栖市)
2004年3月12日開業、2007年12月10日第2期増設
周辺IC・有名観光地等
鳥栖筑紫野有料道路・柚比IC
長崎自動車道/九州自動車道・鳥栖IC
(鳥栖JCTに近接)
福岡都心部(福岡空港・博多港)から、大分県(別府温泉、湯布院など)、熊本県・宮崎県・鹿児島県(阿蘇・霧島など)、佐賀県・長崎県(長崎市内、ハウステンボスなど)と、九州各地の観光地への分岐となる鳥栖JCTに近接してある。
「コア商圏」の人口が約600万人であり、POの中で2番目に小さい[1]。

[編集] 建設中の店舗
この節には予定される事象を扱っている文章が含まれています。性急な編集をせず事実を確認の上投稿してください。

2009年初夏の開業を目指して茨城県にも出店計画中であることが、2008年2月14日に正式発表された[3]。

首都圏
あみプレミアム・アウトレット(茨城県稲敷郡阿見町吉原)
2009年初夏開業予定
周辺IC等
首都圏中央連絡自動車道・阿見東IC


posted by アウトレット新店舗 at 14:46 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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